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希求

映画リバティーン」の話。

画面が暗い。
ただ暗い、というのではなく、自然光の作るぼんやりした陰影の中に、
色彩自体は鮮やかながら、生命感の乏しい、美しく霞んだような映像が、
じわじわと観る者の正気を奪い、混沌への扉を静かに開いていく、そんな暗さ。
妖しい澱み」とでも言おうか。
僕が今まで見たことのない映像だった。

いまさら言うまでもないことだとは思うが、映像作品において画面のトーンは、
観客がそのシーンの基本となるイメージを固定する為の装置として機能する。
ひいては作品全体のイメージの醸成に占める割合が最も大きい要素だと言える。
それは観客の眼から進入し、言語化される前に素早く行われる一方的な姦淫だ。


話を戻そう。




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娯楽のカーテン

映画大統領のカウントダウン」の話

大統領、あんまり出てこない。
別にカウントダウンもしない。


なんでこの邦題がついたのか分からない。

全体的に疑問符の多い作品だったが、「ロシア発の大型アクション映画」として、
ハリウッド的なマッチョマン型のヒーローではない、
寡黙で無骨なロシア的戦士の姿が描かれる。
ジョークなし、ロマンスなし。
組織の鼻つまみでもなく、「型破り型」の無頼を気取るそぶりもない。
それが新たなステレオタイプとなる懸念は拭えないものの、
アクション映画の主人公としては異色と言っていいだろう。
方法論としては今後の作品に期待できる予感がする。




 
 

共犯の空舞台 映画「立喰師列伝」感想 第一回

押井守監督の新作、「立喰師列伝」を観てきた。
作品の詳しい情報は公式http://www.tachiguishi.com/top.htmlを参照してもらうとして、
例によって妄想を交えた感想を。

と思ったけど、また観に行くつもりなので、まとまらない部分は切りました。
今後数回に分けて書いてみよう。

というわけで感想第一回目。

「スーパーライブメーション」の技術によって、
肉体や動作といった存在の付加価値をギリギリまでそぎ落とし、
個人に帰属するイメージとしての「人物」をフィルムに固着させた。

そこに現れるのは「人物」という文字の通り、「人」であり、同時に「物」である。
この手法によって表現しなければならなかったものとは何か。






 
 

幽霊と踊る街

夜更かしをし、住む場所も転々とし、やがて生まれた街に舞い戻ってきた。
どこを歩いても思い出とすれ違う街。
愛した女の面影や、届かなかった憧れを葬るに相応しい街。
それは自分の幽霊が住む街。

男は窓からその街を眺めている。
真夜中、男は外に出て、自分と同じ顔をした幽霊たちと踊る。
フリスビーをした公園で、自転車の練習をした路地で、
初めてエロ本を買った雑貨屋の裏で、母親が愛した花の前で。
そして、その横を自分によく似た誰かが通り過ぎる。
男は踊り続け、すれ違った誰かが自分のいた部屋に入るのを見届ける。
これからは踊るだけでいい。
そう思うと男はなんだか少し嬉しくなった。



 
 

翼を授ける?

だーけーどいーつーか気ー付ーくでーしょーおそーのーせなーかーにはー
はーるーかみーらーいめーざーすたーめーの羽ー根ーがあーるーことー


最近「翼を授ける」の空振りキャッチコピーをゴリ押ししている、
120ヶ国が認めたという触れ込みの栄養ドリンク Red Bull を飲んでみる。




 

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