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半機械式無意識日記

高山宏さんという方の講演を聴きに、新宿紀伊国屋に来ております。早めに着いたので店内をうろうろしていると、雑誌「coyote」の表紙に、「シティ・オブ・グラス待望の柴田元幸訳掲載」の見出しが躍っていたので、自動的に清算を済ませる。

coyote

そして自分で写した画像を見て、見出しの文言が全く違うことに呆れた。

僕が書いた見出しの文言は、見出しを見た僕の脳裏に去来した一行感想文であって、
いわば網膜の向こう側(こちら側?)で捏造された情報なのだ。
しかしながら、それは僕の記憶の中ではっきりと視覚化され、
思い出すときにはその字体までもがこの表紙の文字と同じなのである。

そして、その基となる情報は紛れもなく、画像の中に写った文言であり、
これは皆さんも確認できるはずで、すなわち共有可能な情報であるが、
共有される際には、この文言は文字通りの意味でしかやり取りされないのが通常なのだ。

そこから、考えられることとして、僕がその表紙の文言を見ると同時に、
そこに僕が意味を与えようとしていた、ということと、
僕がその文言自体ではなく、僕が与えようとしたその意味を伝えようと意図して、
このエントリを書いたらしい、ということにようやく気付いた。

意味とは受け取るものではなく、何事かの情報に触れた際に、
自分でその対象に与えるものであって、その性質は欲求や願望に近く、
それでいて感情に溺れた暴走を嫌い、知性による操舵を以って疾走するものなのだ。

という感じの一日だった。
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