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嵐の日

嵐の日。
異国への祈りを掌に乗せて踏み出せば、
言霊たちが回路を開く。

だらしなく発光し続ける城の地下、
お互いの吐瀉物を吸い込みあう幽霊たちがひしめく虚ろな迷路を抜けて、
お前の足元にいる影の速度を超えろ。

臍を振る女は豊満で誇らしげで悲しげだ。
彼女を見ていると、自分の体に金色の肌が欲しくなるのはなぜだろうか。
杯が白く染まれば眼球からすずらんの花が咲き、
やがてリンゴの香りの煙が全てを雨雲に練り上げ、どこか遠くへ持ち去ってしまう。
嵐と共に消え去ってしまう。

嵐の日には外へ出よ。
太陽の下で虐げられた花たちが背筋を伸ばしている。
その花と話すがいい。
その花びらが祈りとなり、その会話から言霊が産まれる。
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