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有頂天ホテル

ようやく観る事が出来た。
いやあ、期待以上の出来で満足。
大事な人が死んじゃったり、地球の危機を救ったり、
人類の未来を背負ったり、奇跡のようなロマンスがなくても、
面白い作品は作れるんだ、という事をあらためて証明してくれた。

大画面で観る豪華な映像や派手なアクションは確かに映画の醍醐味だし、
劇場ならではの大きな魅力だろう。

しかし逆に言うと、それなりにお金をかけてそういった要素を並べれば、
ある程度のレベルで見栄えのする画面は作れるということだ。
あとは人気のあるタレントを起用できれば大コケは免れるかもしれない。
でもそんなマーケティング主導の、
「作品」と呼べないようなもの観たくないんだよ。
存在しないで欲しい。
世界が汚れるから。

いかんいかん。
せっかく面白い物を観たのに、こんな批判がましいことばかり言っていては。

以下、ざっくりと感想、のようなもの。



一人一人の空回りが、すれ違い、擦れあって、
遠心力を増しながら少しずつ加速していく。
生きていれば思い通りにならない事の方が多いもの。
それでも全力で受身を取り続けるしかない。
今日の空振りは、明日のヒットのために。
大晦日、空振りし続ける人々は、スイングをやめない。

ほとんどの人は他愛もない話の中に暮らしていて、
それぞれの他愛もない欲やおせっかいや見栄やこだわりなんかを、
なんとなく感じあいながら生きている。
それが良いとか悪いとかじゃなくて、その中味はともかく、
自分が信じる方向を見つけて、日々を打ち返していく事が、
自分自身への誠実さであり、真っ当な生き方というものなんじゃないだろうか。
どれだけ自分のやっている事を信じているのか。
それが大切なんだと思う。

予想に反して、こんな事まで考えるきっかけにもなる、懐の深い作品だった。

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