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読迫・独白

『意識と本質』が読み進まなくて困る。
内容の割に文章は信じられないほどに分かりやすく書かれていて、目を通す分にはほとんどストレスを感じない。
しかし、かえってそこに引っ掛かっているような気がする。

言葉と意味、人間の思考の深層部分ではそれがどういう関係をもっているか、また持ちうるか、
という事を超膨大な東洋哲学のエッセンシャルな説明と共に語りかける、
というのが現時点での印象(「理解」ではありません)。

すらすらと文字を眼で追うだけで言葉の意味は一応入ってくるものの、
短い文章の中にもむちゃくちゃ濃密な意味世界が複層的に詰まっていて、
しかもそれらが同時に頭の中に散在する別々の扉を開くような働きかけをしてくるような状態。
さらに段落ごとにも別の意味作用が相互に働いて紙面から意味の立体が立ち上がるようで、
集中すればするほど加速度が増して振り落とされそうになる。
それが章単位になると、もうシステムとシステムの相互共振の様相を呈してきて、
今はちょっと僕の視界からはみ出してしまっている部分のほうが多い。
視界が追いつかなければ首を振ればいいんだけど、それに気を取られていると、
途端に文字を追うのが負担になって速度が落ちてくる。
速度が落ちれば段落間の相互作用による意味生成の流れから振り落とされてしまう。

ファンタジー世界に出てくる魔導書を読んでいる感覚とか、『攻殻』なんかで電脳をハッキングされる感じって、
たぶんこれに似ているんじゃないだろうか。
もっとも、ただ単に僕のオツムがスペック不足というだけなのかもしれないけど。

もう少し平均速度を上げて、全体の大掴みを優先したほうがよさそうだ。
細部と全体は連動している。
連結点を見極めるにはどちらかだけを注視していてはダメで、
個のハタラキと全体のウゴキを交互に見ていく必要がある。
意図的に集中力を高めようとすると細部のほうへ焦点を絞りがちになるものだから、
全体を眺める視点をすぐに思い出せるような励起状態にしておかなければ。
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