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蒼く抱かれて

映画「ベティ・ブルー」の話。
(ただしVTR鑑賞)
これは何か書かんとなあ。
そう思わせてくれる作品だった。




鮮やかな色彩と穏やかな光の作り出す映像が、二人の世界を映し出す。

どこにいても、誰といても、抱えた孤独がはみだしている男。
美しく繊細で、気まぐれな激情を持て余している女。

二人はお互いの狂気と愛情を感じ取り、自分の心の欠片を相手の中に探す。

彼らはいつも居場所を探している。

絡み合う二つの魂は、壊れたメリーゴーランドのように、
いつまでも二人だけの世界を廻り続ける。

そして閉ざされた永遠の中に安住の地を見つけるのだろうか。
それしか彼らが救われる術はなかったのだろうか。
それが彼の愛の姿なのだろうか。

再び彼は言葉を探し始める。
壊れてしまった、亡くしてしまった彼女の姿を求めて。
彼の抱えた孤独は、ようやく使いみちを見つけたのかもしれない。
蒼ざめた激情の海に抱かれて、静かに漂う魂。
あのペンキ塗りの日に見た船のように。


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左脳の、映画は話

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