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読書メーターまとめ

ブログペットのサービス終了によってお留守番をしてくれていた「よのなか」がいなくなってしまい、
ただでさえ過疎なのにより寂しいことになっているこのブログ。

火傷したり、毎年恒例の「心の新型インフルエンザ」に苦しんだりでコレを忘れていました。
おかげで12月分は均一なるマトリクスの裂け目の向こうへと消失。
まあ通読したのはギャグ漫画一冊のみだからいいんだけど・・・

猛烈な後出し感とともに、どうぞ。

2010年の読書メーター
読んだ本の数:37冊
読んだページ数:8600ページ

鏡のなかの鏡―迷宮 (同時代ライブラリー)鏡のなかの鏡―迷宮 (同時代ライブラリー)
暗示的なイメージがちりばめられた連環短編。作中には作品の外へつながるイメージの扉が幾つも仕掛けられている。それを開けるかかどうかは読者にゆだねられている。ただ、飛びたければ、用意された筋書きにしがみ付くのはやめて、自前の翼で迷宮の外へ向かうしかない。そのことを語らずに伝えようとしているのだと思う。
読了日:01月13日 著者:ミヒャエル エンデ
絶対安全剃刀―高野文子作品集絶対安全剃刀―高野文子作品集
これは線で描かれた詩ですね。
読了日:01月17日 著者:高野 文子
時間とは何か時間とは何か
時間に関する考え方をいろいろ提示してくれている。「何だそんなことか」と思ってはいけない。こういう世界の見方の前提になるようなスタート地点をはっきり提案してくれる勇気のある人というのは、なかなかいませんよ。
読了日:01月20日 著者:池内 了
ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
本来は全て実名でマスメディアが扱っているべきはずの問題ばかり。それらを個人で扱うとするとやはりこういう形式がやりやすいのかな。物語としての評価は本旨ではないので問わないでおこう。
読了日:01月20日 著者:マネー・ヘッタ・チャン
文体練習文体練習
スタイルこそ意味の顔。ああ、すばらしい。
読了日:02月01日 著者:レーモン クノー
日本力日本力
日本を巡るいろいろなスコープを交し合う談話。松岡正剛の「語り方」に唸るのは毎度のコトながら、エバレットの「疑問形の自分」を丹念にチェックしながら開いてみせる態度は見習わないといけない。
読了日:02月09日 著者:松岡正剛,エバレット・ブラウン
森田療法 (講談社現代新書)森田療法 (講談社現代新書)
救われた。生きにくさを感じている人、ぜひ読んで欲しい。
読了日:03月05日 著者:岩井 寛
スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなしスイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし
衆生の心意気を謳った絵本です。知らないうちに追い出される側の考え方になっている人は反省するいいきっかけになる。
読了日:03月27日 著者:レオ・レオニ
うたかたの日々うたかたの日々
原作の雰囲気をよく映しているし、コミカライズならではのコマの寄り引きによるテンポのよさもある。資本主義をきちんと軽蔑しているところが特にいい。
読了日:04月10日 著者:岡崎 京子,ボリス・ヴィアン
パラノイア・スター (カワデ・パーソナル・コミックス (4))パラノイア・スター (カワデ・パーソナル・コミックス (4))
コメントしづらいなあ。蛾のような少年性に満ちている。
読了日:04月11日 著者:丸尾 末広
ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)
「ん」は仏教のストリートカルチャー化によって、文字としての姿を現した、のかな?だとすると、その頃の書き言葉に、話し言葉のバックビートを入れる雰囲気が濃くなってきたということかもしれない。
読了日:04月18日 著者:山口 謠司
倚りかからず倚りかからず
好きなんだけど、読後に言葉が残らない。なんだろう、この感じは。
読了日:04月18日 著者:茨木 のり子
ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなしペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし
悩んで悩んで、一度は派手に転んでみること。ガチガチになったものの見方を壊してみること。「賢いやつ」はそれを教えてくれたわけです。これを「自分は自分」なんて幼稚な開き直りと誤解する大人が多いのは困ったもんだ。
読了日:05月07日 著者:レオ・レオニ
日本辺境論 (新潮新書)日本辺境論 (新潮新書)
日本が何千年もカウンターカルチャーとして存在してきたという当たり前のことを、改めて論じるのは価値のあることだと思う。こういう話題がそこらの居酒屋で飛び交っているような世の中を待望します。
読了日:05月31日 著者:内田 樹
新編 綴方教室 (平凡社ライブラリー)新編 綴方教室 (平凡社ライブラリー)
文章読本の体裁はとっているし、内容も文章術の考察としてかなり面白いのだけれど、それを超えて日本人の心の特性を描き出す芸が冴える。「超えて」というのはおかしいかもしれない。ことばとこころはかなりの部分が不可分だ。両者をひとつの文脈に乗せる技、と訂正しよう。
読了日:06月07日 著者:池内 紀
月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
やはり喪失こそが物語の原点か。「来たモノ」が去っていく時、その記憶が「神」になる。
読了日:06月08日 著者:山岸 凉子
賞賛語(ほめことば)・罵倒語(けなしことば)辞典 (実用辞典シリーズ)賞賛語(ほめことば)・罵倒語(けなしことば)辞典 (実用辞典シリーズ)
「ほめる」と「けなす」という、極々シンプルな評価軸。その中に、これだけのグラデーションを描いて見せるとは!こういうのを芸というのだろう。
読了日:06月21日 著者:長野 伸江
はい、泳げません (新潮文庫)はい、泳げません (新潮文庫)
「泳げる」と「泳げない」のあいだを浮き沈みする試行錯誤の記録。「自分の身体」という、もっとも身近で最も未知なる世界に著者が向き合ったことの生々しさが伝わってくる。僕も泳ぎはダメだけど、こんな美人の先生がアタマを使って褒めたり叱ったりしてくれたら、それ自体が楽しくなって、泳げるか泳げないかなんてどうでもよくなりそうだ。
読了日:06月27日 著者:高橋 秀実
アホの壁 (新潮新書)アホの壁 (新潮新書)
アホによるアホのためのアホな快著。アホ万歳。マーベラスアホ。
読了日:07月13日 著者:筒井 康隆
シリーズ格差を考える〈3〉情報格差シリーズ格差を考える〈3〉情報格差
子供向けの本は無駄な情報が入っていなくていいなあ。情報インフラの不整備はやはり一種の環境問題だ。
読了日:07月18日 著者:武長 脩行
翻訳のココロ (ポプラ文庫)翻訳のココロ (ポプラ文庫)
他言語で書かれたテクストの中から時間や思いなどの書かれたもの以外の部分に含まれるような意味の痕跡を掬いあげ、それを日本語というスープに調和させていく。そんな感じなのかな。
読了日:08月22日 著者:鴻巣 友季子
妖霊星―身毒丸の物語妖霊星―身毒丸の物語
折口の方を読む前に読んでしまった。早く向こうを読まねば。
読了日:09月13日 著者:近藤 ようこ
モダンガール論 (文春文庫)モダンガール論 (文春文庫)
「女子の夢」のあり方を通じて、近現代の社会史を見直した一冊。女性たちを無責任に煽ったり、根拠もなく称揚したりせず、辛辣かつ愛情あふれる語り口が心地よい。これはきっと著者が単なる観察者の視点ではなくて、本書で語られたような歴史の末端に自分がいることをはっきり自覚しているからだろう。歴史から夢を紡ぐことは、著者のみならず、また女子のみならず、我々全員の願いであるはずだ。
読了日:09月21日 著者:斎藤 美奈子
ミネラリウム・インデックスミネラリウム・インデックス
活版で、銀色の文字・・・そして1ページ単位でのエッセイが連なり、1テーマ9編×9章で計81編の鉱物標本箱のような作り。フィジカルでファンタジーなイメージの結晶群。
読了日:09月25日 著者:米沢 敬
史記の風景 (新潮文庫)史記の風景 (新潮文庫)
ある縁があって頂いた一冊。ずっと後回しにしていた中国史に、ちょっと興味が出てきた。
読了日:10月05日 著者:宮城谷 昌光
カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)
ショルタクフゥーフ!
読了日:10月06日 著者:地獄のミサワ
悪貨 (100周年書き下ろし)悪貨 (100周年書き下ろし)
終盤を読んでいるところで「一ドル=81円」のニュース速報。もう最初のドミノは倒れているのかもしれない。
読了日:10月08日 著者:島田 雅彦
本格小説 上本格小説 上
21世紀に入ったばかりの頃に、現代の日本語を使って、昭和の後半を舞台にこれだけの「物語」が成立しうるとは!もっとこの人の書く言葉を読みたいなあ。
読了日:10月18日 著者:水村 美苗
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ルシウスが「ローマ人」という大きな括りだけではなく「浴場業界」という小さな共同体の一員としての役割に目覚めるところに物語的な成長があって、単なる「気の利いたうんちく漫画」とは違う力量を感じた。
読了日:10月18日 著者:ヤマザキマリ
日々ロック 1 (ヤングジャンプコミックス)日々ロック 1 (ヤングジャンプコミックス)
『ノーホシ・ザ・ルーザー』以来の少年ロック漫画。
読了日:10月19日 著者:榎屋 克優
本格小説 下本格小説 下
読むのは遅い方だが、息切れせずに読みとおすことができた。引きこまれるようだった。終盤は思わず音読を交えながら読み入っていた。そして読み終えたら、行ったこともないのにあれほど鮮明に思い描くことができた信州の風景が、すべて消えてしまった。最高だ。
読了日:10月22日 著者:水村 美苗
大島弓子選集 (第12巻)  夏の夜の獏大島弓子選集 (第12巻)  夏の夜の獏
他者性のレンズを通して自分をズームイン・ズームアウトする感じ。
読了日:10月25日 著者:大島 弓子
ONE PIECE 総集編 THE 1ST LOG (ONE PIECE 総集編) (集英社マンガ総集編シリーズ)ONE PIECE 総集編 THE 1ST LOG (ONE PIECE 総集編) (集英社マンガ総集編シリーズ)
勧められたので読んでみた。戦闘シーンが冗長で話の筋が死んでいる。
読了日:11月03日 著者:尾田 栄一郎
小説の秘密をめぐる十二章 (文春文庫)小説の秘密をめぐる十二章 (文春文庫)
コメントしづらいよねえ。ノウハウ本や、攻略本ではなくもっと正面切った応援本であり、激励本であり、告白本なのだと思う。自身も小説家である著者が、自分の正体を突き詰めようとした中で生まれた声なのではないだろうか。この声に、いつか応えられるのだろうか。
読了日:11月22日 著者:河野 多恵子
リアル 10 (ヤングジャンプコミックス)リアル 10 (ヤングジャンプコミックス)
21世紀的スポ根マンガを丁寧に着実に実現している。しかし、このサイズで、この間隔で刊行すべきではない。
読了日:11月29日 著者:井上 雄彦
博物誌 (新潮文庫)博物誌 (新潮文庫)
おそらく、ここに収められた記述には、現在に生きる僕らが想像するよりも誇張の度合いは少ないだろう。カメラに頼ることのない眼を、多くの一般人が持っていたはずだ。そして、ルナールはまさに記述したように、イメージを記憶に固着させたのだと思う。「見たまま、感じたまま」などという物言いが如何に嘘っぱちか、あらためて実感。
読了日:11月30日 著者:ジュール・ルナール
聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
史料を上手く絡めたボケは相変わらずのクオリティ。それだけに、一話あたりのページ数はもう少し削ったほうがマンガとしての収まりはよくなるような気がする。あと、ショムジョをやってみたいと思ったけど明日はそうでもないかもしれない。
読了日:12月25日 著者:中村 光

読書メーター


ああ、恥ずかしい・・・
ぜんぜん読み通せてないではないか。
通読だけが読書ではないとはいえ、これはちょっと情けないぞ。

などと言っている間に二月も三分の二を過ぎました。
早いですね。
二月は閏年には全体の日数が変異するという特異な月。
このことからも二月は丸ごと調整期間だということは明白ですね。
つまり、二月に働くのは天地の摂理に抗う悪逆非道の振る舞いだということです。
二月に働くのは人に道に外れます。
とはいえ、いまはすでに2月20日。
せめてあと一週間ぐらいは人の心を取り戻してみませんか。
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