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ユルユルの笑い

映画「バス男 ナポレオン・ダイナマイト」を観た。

wowowでやってたのをDVDに録画。
我が家はCATV経由でwowowを視聴しているのだが、他のチャンネルだと、
コピーガード的なものが作用していて、HDDに記録することしかできない。
視聴者をなめちょる。
思わずビッグ・サカ口調になるほどこの問題には怒り心頭だが、
それについては別項に譲るとしよう。


タイトルは「バス男」とあるが、これは日本でヒットした「電車男」に便乗して、
それをもじって無理やり付けられた邦題だと思われる。

作中、バスは特に重要な役割を持たない。
深読みすれば、バスが作品の転換点に作用している、とも取れるが、
主人公とバスの関係性は薄く、象徴としての意味性も特に見出せなかった。

念のため補足しておくと、タイトルが云々という書き出しになったのは、
度し難いマーケティング信仰によって、作品のタイトル、つまり、
「誰かが努力して作った作品の名前」を歪めてまで「売ること」を優先するのが、
日本の配給者の作品に対する意識であり、観客に対する姿勢である、
という周知の事実を今さら繰り返し述べたことになるわけですが、
こういうことは今後も事あるごとに言いますし、
卑しくも「映画好き」と自称するならば当然の責任感だと思っています。
だから、そういった「常識」を踏まえた方には退屈極まりない断り書きなので、
きっともう読み飛ばしていることだろう。

それなのになぜそんな事を書くのかというと、作品がなかなか面白かったからだ。
この邦題では単なる便乗作品と誤解され、下手をすれば、
パロディ作品だとすら受け取られかねず、もはや犯罪的な仕業だと思う。
「ハメナプトラ」とか「タツミネーター」みたいに、
洋物AVの駄洒落タイトル的なユーモアと同一視すべきではない。
アレはアレで一部に根強いファンに受けているようだし、
僕もあのユルさ加減は嫌いじゃない。


前置きはこの辺にして作品の話を。

主人公のナポレオン・ダイナマイトは、クセ毛にめがね、
ひょろひょろの体型で運動は苦手な高校生。
そういったいわゆるカタカナ表記の「オタク」的な馬鹿が、
古臭いアメリカン・ハイ・スクール的価値観の中で中途半端にもがき、
これといった必然性もなくある程度のブレイクスルーを果たすという、
カタルシス無用の平熱コメディ。

僕は全編通して、へらへら、にやにや、くすくす、とほぼ笑いっぱなしだった。

暑苦しいだけの心理描写や、感情移入を強制する装置としてのアクシデントもなく、
半笑いと苦笑いにまみれた日常を描き出す。

こんな馬鹿馬鹿しい作品をきっちりと作ることができるというのが、
きっとアメリカのいいところなんだろう。

まあ忙しい人は観なくていいと思います。
ユルいギャグものが好きな人にはお勧めです。
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コメント

ダイナマイトなど

ダイナマイトなどしていて
左脳たちが、ネットで別項とか、広いダイナマイトなどを録画しないみたい。

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